スパナチュde英語:海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語学習

海外ドラマ「スーパーナチュラル」を使って単語・フレーズ・文法などを勉強していきます。「スパナチュ」のすべてのセリフの意味を確認していき、自分が難しいと思ったところを中心に解説します。「スパナチュ」を楽しみながら英語の勉強をしたいと思っている人の役に少しでも立てばと思います。

シーズン1 1-19 You’re such a control freak. 仕切りたがり屋め。

こんにちは。海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語の勉強をやっています。今回は行方不明になったトロイの恋人たちから話を聞いた後、図書館で情報を検索しているところからです。

 

Sam: Let me try.(やらせて。)

Dean: Got it. Dude. You’re such a control freak.(了解。おい。仕切りたがり屋め。)

Sam: Angry spirits are born out of violent death, right?(怒れる霊は暴力的な死から生まれるだろ?)

Dean: Yeah.(ああ。)

Sam: Maybe it’s not murder. This was 1981, “Constance Welch, 24 years old jumps off Sylvania Bridge. Drowns in the river.(たぶん殺人じゃない。これは1981年のこと、「コンスタンス・ウェルチ、24歳がシルヴァニア橋から飛び降り、川で溺死した。」)

Dean: Does it say why she did it?(どうして彼女がそうしたか書いてあるか?)

Sam: Yeah.(ああ。)

Dean: What?(なんて?)

Sam: Before they found her, she calls 911. Her two little kids are in the bathtub. She leaves them alone for a minute and when she comes back, they aren’t breathing. Both die. “Our babies were gone, and Constance couldn’t bear it’ said husband, Joseph Welch.”(警察が発見する前、彼女は911に電話した。彼女の幼い2人の子供がバスタブにいて、ほんの少し目を離し、彼女が戻ると、子供たちは息をしてなかった。2人とも死んだ。「子供たちは逝ってしまった、そしてコンスタンスはそれに耐えることができなかった、と夫であるジョセフ・ウェルチは言った。」)

Dean: That bridge look familiar to you?(この橋、見おぼえないか?)

 

サムの最初のセリフLet me try.「やらせて」は使い勝手がよさそうです。Let me do~を使えるようにしたいものです。ディーンのGot it.ですが、「分かった、了解」の意味でよく使います。もっとも、このシーンではディーンは実際には了解しておらず、サムにパソコンを触らせようとしません。「はいはい、分かった分かった」という感じでしょうか。

 

割って入るサムに対して control freak「仕切りたがり屋」と言います。freakは基本的には「変な人」で、「オタク」の意味でも使います。 murder「殺人」で検索しても何も情報が出てきませんでしたが、suicide「自殺」で検索すると目当てのものが出てきました。

 

offは何かから離れることを表すので、jump off ~は「~から飛び降りる」drownは「溺れ死ぬ」です。溺れたけれども助かったときにはalmost drownなどの表現を使う必要があります

 

ディーンはDoes it say why she did it?「どうして彼女がそうしたか書いてあるか?」と聞きます。「新聞に~と書いてある」というとき、The newspaper says (that) ~のようにsayを使います「標識に~と書いてある」もthe sign says (that) ~です

 

サムのセリフの最初にあるtheyは警察などの人たち。彼女の子供たちはバスタブにいて、彼女は少し目を離したようです。leave Oは「Oを置いていく、放置する」for a minuteは「少しの間」です。戻るとbreatheしていなかったということです。breatheは「息をする」で、breathが「息」です。

 

be goneは「いない」から婉曲的に「死んでいる」という意味pass awayも「遠くに過ぎ去る」から婉曲的に「死ぬ」ですね。Constance couldn’t bear it’ said husband「コンスタンスはそれに耐えることができなかった」のbearはいろんな意味がありますが、ここでは「~に耐える」で、しばしば否定文や疑問文で使われます。

 

記事の写真を見てディーンはThat bridge look familiar to you?「この橋、見おぼえないか?」と言います。

 

さて、だんだんと「スパナチュ」で英語を勉強するのも慣れてきました。これからも続けていきましょう。

 

参照文献

井上永幸赤野一郎 (編) (2018)『ウィズダム英和辞典』(第4版), 三省堂.

参照サイト

英語学習・TOEIC対策・英辞郎 on the WEB | アルク