「スーパーナチュラル」で英語学習
こんにちは。
海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語の勉強をしています。
なぜか「スパナチュ」は飽きずに気軽に何回も見られるので、ついでに英語の勉強も「スパナチュ」を使ってやってみようと始めました。
同じような思いの方に少しでも役に立てればと思っています。
え?「スパナチュ」ってなんですかですって?
そのような方はこちらの冒頭5分間の公式Youtube映像をご覧ください。
一応ホラーものですので、苦手な方はやめておいてくださいね。
え?どうやって勉強するんですかですって?
私の場合は英語字幕・英語音声で見て、分からないところをひたすら調べるだけです。
なので英語字幕が出る環境は必須です。
様々な場所で配信もされていますが、英語の勉強目的なら英語字幕が出ることを確認しておいた方がいいと思います。
私は2010年に買ったDVDをパソコンで見てます。
下はアマゾンのBDのページです。
スーパーナチュラル 1stシーズン 全話セット(全22話収録) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2012/12/05
- メディア: Blu-ray
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どのくらい繰り返し聞くか、音読するかなどは、結局は人それぞれだと思います。
私も続けられる範囲で続けています。
一緒に頑張っていきましょう。
「スパナチュ」以外のことも、英語のことを中心に書いていますのでよろしくお願いします。
※「スーパーナチュラル」のセリフの解説はあくまで個人的見解です。間違いが含まれる可能性があることをお含みおきくださいますようお願いいたします。
※「スーパーナチュラル」のセリフの著作権は製作者に属しています。ブログではDVDで表示できる英語字幕を勉強目的のために引用させていただいています。その他、辞書・文法書等からの引用に関しましては、一般的な単語の意味や文法の説明の場合はいちいち出典を明記せず、記事の最後の部分に参照文献として挙げています。それ以外の場合、すなわち特殊な記述を引用した場合や数行にわたる引用をした場合などは、引用場所に出典を明記しています。
シーズン1 2-18 Must you cheapen the moment? この瞬間の価値を下げたわね?(?)
こんにちは。海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語の勉強をしています。無事にウェンディゴを倒し、ブラックウォーター・リッジから帰還した一行。トミーを救急車で運ぶ必要もありますし、トミーの友達2名とロイが犠牲になっていますので、警察がきてサムたちから事情を聴いているところのようです。
Man: So the bear came back again after you yelled at it?(じゃあ、クマに向かって叫んだあと、そいつがまた戻ってきたと?)
Ben: That’s when it circled the campsite. I mean, this grizzly must have weighed 800, 900 pounds.(そいつはキャンプ地の周りをうろついたんです。それに、このグリズリーは800、900ポンドはあったはずです。)
Man: All right. We’ll go after it at first light.(よし。朝一でそいつを追うことにしよう。)
Haley: So really, I don’t know how to thank you. Must you cheapen the moment?(本当に、なんて感謝していいか分からないわ。あなた、感動の瞬間の価値を下げたわね?)
Dean: Yeah.(ああ。)
Woman: You riding with your brother?(お兄さんと一緒に乗っていきますか?)
Haley: Yeah. Let’s go. I hope you find your father. Thanks, Sam.(ええ。行きましょう。お父さんを見つけられるといいわね。ありがとう、サム。)
Man: Close her up.(閉めてくれ。)
Dean: Man, I hate camping.(なあ、キャンプなんか嫌いだ。)
Sam: Me too.(僕もだ。)
Dean: Sam, you know we’re gonna find Dad, right?(サム、分かってると思うが、親父は見つける、いいな?)
Sam: Yeah, I know. But in the meantime… I’m driving.(ああ、分かってるさ。けど、それはそれとして…僕が運転する。)
yellはここでは自動詞で「叫ぶ」の意味です。circleは動詞として使われていて、「~を丸で囲む、~を回る」などの意味です。weighは「~の重さがある」という意味で、poundは「1ポンド(約454グラム)」です。とりあえず大雑把に1ポンドは0.5kgとか0.45kgくらいは覚えておいた方がいいでしょう。警官はWe’ll go after it at first light.「よし。朝イチでそいつを追うことにしよう」と言います。go afterは「~を追いかける」でfirst lightは「夜明けに」を意味するat first lightのatの省略だと思われます。
感謝しきれないと言うヘイリー。それを聞いてニヤニヤするディーンにMust you cheapen the moment?と聞きます。cheapenは「(人)の品位・評判を下げる、(値段・価値など)を下げる」の意味がありますので、ここでヘイリーが言いたいのは「ディーン、私は心から感謝しているのに、あなたは変な想像をして、この感動の瞬間の価値を下げたわね?」ということでしょう。字幕翻訳では字数制限などもありますから「変な想像した?」と直接的な表現になっています。本来のセリフは結構間接的ですが、「この瞬間の価値を下げたわね?」という表現はまず日本語ではしないと思いますので、字幕翻訳では直訳にしていないわけでしょうね。
ディーンとサムに感謝して救急車に乗り込むヘイリーたち。キャンプなんか嫌いだと言うディーンたち。そしてディーンはサムにSam, you know we’re gonna find Dad, right?「サム、分かってると思うが、親父は見つける、いいな?」と念押しして、サムを安心(?)させます。サムの答えは、Yeah, I know. But in the meantime… I’m driving.です。in the meantimeは普通「その間に、そうしているうちに、それまでは」などの意味ですが、「親父を探している間は僕が運転する」と言っているわけではなく、あくまで「今は運転したい」「たまには運転したい」ということでしょうから、in the meantimeを上述の意味では取らない方がいい気がしました。そこで辞書を見ると、in the meantimeには「ところで」の意味もあると載っていますので、ここではその意味でとっておきました。「親父を探すというのは分かった。が、ところでそれはそれとして…僕が運転する。」という流れかなと。間違っているかもしれませんが…あとここでサムが「運転する」と言い出したのは、この第2話の初めの方でディーンがサムを心配して「運転するか?」と聞いたことがきっかけになっているでしょう。そのときサムは「僕は大丈夫」なので車を運転する必要もないという状況だったのですが、この話の中で「やっぱり大丈夫じゃない」とサム自身が少し自覚したように思えます。だから「大丈夫だからほっといてくれ」から「(大丈夫じゃない部分もあるので気晴らしに)運転したい」という気持ちの変化があったんじゃないかなと思います。
ようやく第2話が終了しました。きままに「スパナチュ」で英語の勉強を続けたいと思います。
参照文献