【英語学習本】『ネイティブが本気で教える 超・リアル英語フレーズ360』
こんにちは。
今回は私が使ってきた英語の本の中から、『ネイティブが本気で教える 超・リアル英語フレーズ360』(以下『リアル英語フレーズ360』と略す)を紹介してみます。
Amazonではまだレビューがついていないようですが(2019年4月15日現在)、いい本だと思います。
(MP3音声無料DLつき)ネイティブが本気で教える 超・リアル英語フレーズ360
- 作者: ニコラス・ウォーカー,ロゴポート
- 出版社/メーカー: テイエス企画
- 発売日: 2017/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いつごろ使ったか
これは1年ほど前に購入しましたので、結構最近です。
『DUO』や『知られざる英単語』をはじめ、いろいろな本で学習してきた後に手にとりました。
『リアル英語フレーズ360』のいいところ
日本で講師の経験もあるアメリカ在住の著者が、本当によく使うフレーズを選定しています。
よく使うフレーズと言っても、くだけすぎた表現やはやりの表現ではなく、ネイティブがあまりに普通に使っていて、使っていることさえ意識しない表現であるとまえがきに述べられています。
また、著者は世界中のネイティブスピーカーに本書のフレーズを見てもらい、それらの表現に親しんでいるかを確認しています。
これはありがたいことで、実際に覚えて使うことができるというお墨付きをもらったようなものです(もちろん、TPOには気をつけないといけないですね)。
独りよがりな選定だと、意外と相手に通じない、ということがありますから。
そういう本であっても、受信力をつける目的であれば大いに役立ちますので、勉強の目的によりますね。
私はこの本はしっかり覚えて使おうと思い、『知られざる英単語の使い方』や『英語で意見を言ってみる』のときのように暗唱してみました。
短めの会話の中で覚えることができるので、結構簡単に覚えられます。
達成感を感じられていい気分でした。
勉強方法の1例は以下の記事をご覧になってください。
もっとも、以下の記事のときほど一生懸命はやらず、肩の力を抜いてやっていましたが。
『リアル英語フレーズ360』の構成
本書の1ユニット(本の中では実際はUnitではなくScene)は以下のような構成です。
全部で100ユニットあります。
①20~30秒ほどのダイアローグ
②フレーズの訳、たいてい解説あり、ときどき追加例文あり
③次のユニットで学ぶフレーズのクイズ
この本も簡単な単語で構成されているので、解説がない所でもほとんど辞書を引かずにいけると思います。
ちなみに最初のユニットではrocket science, (That’s ) easy for you to say, be that as it may, brokeを学びます。
それぞれの単語は簡単ですが、これらの組み合わせだとどうなるのでしょうか?
こういうものを学べます。
ちなみにbrokeのような厳密にはフレーズ未満のものや、land a jobのように決まり文句というよりかはコロケーション(語と語の結びつき)のようなものもあります。
「フレーズではないではないか」とお怒りにならないようにしてください。
もっとも、フレーズや決まり文句、イディオムやコロケーションなど、厳密な定義は私もよく知りません。
この本で学んだ後に海外ドラマを見ていると、今までは意識していなかった、例えばrocket scienceなんかがよく出てくるとはっきり認識できるようになりました。
役に立つのではないでしょうか。